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初金曜日

「あら、お出かけですか。どちらへ」
 「今日は初金なので、教会へ」

このような会話を聞かれたことはありませんか? 「初金」とは何でしょうか。
 「初金」とは、文字から想像できるように、月の最初の金曜日のことを指しています。

カトリック教会では、17世紀から、この「初金曜日」の信心をしています。

この信心のはじまりは、聖女マルガリータ・マリア・アラコックにイエス・キリストがご出現になり、「罪の償いのために、9か月間続けて、毎月の最初の金曜日に、ミサにあずかり聖体拝領をすれば、罪の中に死ぬことはなく、イエスの聖心に受け入れられるであろう」とお約束なさったことに由来しています。

以来、初金の信心は全世界の教会に広がり、今日にいたっています。


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