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五旬祭(ペンテコステ)

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復活節は、50日間祝います。その中の主日は、復活節の主日と言い、復活第7主日まであります。

主のご昇天の祭日は、復活の主日から40日目の木曜日に祝います。しかし、日本では、木曜日ではなく、その直後の日曜日(ご復活の第7主日)に主のご昇天の祭日を祝います。この日は、5月3日から6月6日の間にあります。

復活節50日間の最後の日曜日は、聖霊降臨の主日です。聖霊降臨祭をさす言葉、「ペンテコステ」は、50日間の意味で、「復活節」をさす言葉としても使われています。聖霊降臨の主日は「50日祭(五旬祭)」とも言われ、5月10日から6月13日の間にあります。

この日で復活祭は終わりますから、復活ろうそくは、通常洗礼盤のあるところに移します。

五旬祭は、もともと「七週祭」(出エジプト記 34.22、民数記 28.26)小麦の収穫の刈り入れの祭りでしたが、過越(出エジプト)から50日目に結ばれたシナイでの契約を記念する日となったのです(出エジプト記 19.1~16 参照)。

キリストの復活を祝った「大いなる50日」、つまり復活節は聖霊降臨の主日で終了します。
 聖霊降臨の主日の翌日月曜日から再び「年間」に入ります。
 年間は必ず34週で終わるので、聖霊降臨の主日がいつかにより、年間第何週かが決まってきます。


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