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プリフィカトリウム(purificatorium)

聖体拝領のときに、キリストの御血(ぶどう酒)がこぼれないようにカリスに添えて用いたり、口や指などを拭くため、また、カリスに水を注いでふき清めるときに用いる長方形(三つ折り)に畳んだ布のことを、プリフィカトリウム(聖餐布)と言います。

プリフィカトリウムを置いたカリス

白い麻の生地で作られた、長さ50㎝、幅35㎝ の長方形の布で、手拭きと間違わないために中心部に十字架をつけます。

プリフィカトリウム

プリフィカトリウムをカリスを拭くために用いる習慣は、非常に古いのですが、この名前がつけられたのは1295年のことです。

中世紀ごろから、カリスの上にプリフィカトリウムをのせて祭壇上に置くようになりました。


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