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律法学者

律法を解釈する学者を指しています。

歴史的には、バビロン捕囚(BC587~538)以後、律法学者は重要な役割を持つようになりました。

律法学者たちは、神がイスラエルの民に与えてくださった律法(ト-ラー)を研究し、自分でもそれを実行し、人びとに教える役目をもっていました。

また、律法を書き写すのも、律法学者の務めでした。そのため、律法学者のことを、「律法の筆記者」とも言うのです。

彼らは、人びとから「ラビ」(先生)と呼ばれていましたが、彼ら自身が「ラビ」と呼ばれるまでには、何年間も有名な「ラビ」について、その教えや解釈について学ばなければなりませんでした。

聖パウロも、キリストに出会い、回心する前は、エルサレムで有名なラビ・ガマリエルのもとで学んだ、新進気鋭の律法学者でした。


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