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マルコで祈る

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羊ヶ丘



律法学者が数人

マルコ2.6

 

この物語の中で、
イエスの権威と律法学者たちの権威が出会い、衝突する (1.22参照)
律法学者は、律法の専門家であるが、
律法は善と悪の区別を明確にするだけで、人間を正しい者にするにはほど遠い。
しかし、師であるイエスのところまでわたしを連れていってくれる、という点では、
価値ある役割を果たしている。

わたしの悲惨な現実を、わたしに見せ (7.14以下)
わたしの哀れな状態の中でイエスのあわれみを求め、
わたしの罪の中でイエスのゆるしを求め、
わたしの破滅の中でイエスの救いを求めて、叫ばせる。

神のご計画が律法にもたせた役割は、イエスにおいて成就する。
律法にもとづくふるい契約は、
ゆるしにもとづく新しい契約を準備するものである (エレミヤ31.31以下参照)

 

『思い起こし、物語れ』上 より


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