マルコで祈る
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丈夫な人ではなく
マルコ2.17
健康な人は、自分で何でもできる力があるので、
自分が正しいと思い、それで満足しているものだ。
自分の現状で十分なので、救いなどいらない。
健康な人にも救いの機会が与えられるが、それをばかにする。
救われる必要などない、と確信しているからだ。
だがほんとうは、救いの必要があるのに、
それを見ないようにしているのである。
律法をきっちりと守るだけで十分と思っているのだ。
だが、律法はすべての人を断罪するだけのものだ。
神が無償で与えるあわれみの愛だけが、
すべての人を救うのだが…。
『思い起こし、物語れ』上 より