マルコで祈る
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真ん中に
マルコ3.3
その人は会堂の中央に位置することになる。
会堂は人々が律法に耳を傾ける場所だ。
律法は「あなたの神である主を愛しなさい」と命じている。
つまり律法は生命とは何かを教えるが、
それを獲得する力までは与えることができない。
精気の失われた手は、律法が下す有罪判決を象徴している。
律法は、自己の有罪を認めた人を救い主のところまで連れていく。
イエスが中央に立たせたこの人は、
周りを取り巻いてじっと見つめている人々を映し出す鏡になる。
『思い起こし、物語れ』上 より