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マルコで祈る

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赤いバラ



ただ履物は履くように

マルコ6.9


履物は歩くためである。
福音を告げる旅は長旅になる。
すべての人のところに、地の果てまでも、
出かけていかなければならないからだ。
だが、主のこの言葉に耳を傾けるならば、
「足がはれることはない」(申命8.4)

奴隷ははだしだった。
福音を告げる人は履物を履く。
なぜなら奴隷ではない自由な人間であり、
神の子たちの自由を告げ知らせるからだ。
そのうえ、杖と履物は、
過ぎ越しの夜に携えたものであった(出エジプト12.11)


『思い起こし、物語れ』上 より


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