マルコで祈る
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もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた
マルコ9.8
御子の栄光は、
ただイエスだけの栄光、
すべての人に捨てられて十字架の屈辱へと向かって歩む人の栄光である。
御父が「これに聞け」と言われるのは、
このイエス以外の何者でもない。
イエスの肉身は、
人の目には見えない神を分からせてくれる真の「解釈」である(ヨハネ1・18)。
十字架の上で、
あらゆる覆いが取り除かれることになる。
変容の後で、
みな、
以前と同じ日常の平凡な生活にもどる。
だが、わたしたちの目はもはや以前の目とは違っている。
すべてのものが違ったものに見えるようになっている。
御父はわたしたちに御子を示し、
御子に耳を傾けるようにと命じたからである。
こうしてわたしたちが同じ栄光に入るためである。
これから後、
イエスは決然とエルサレムに向かってまっすぐに歩む。
これまではまだ、
どこに向かうのか、
はっきりと言われていなかった。