マルコで祈る
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二度とこの子の中に入るな
マルコ9.25
イエスがこう命じるのは、
追い出された悪霊が、
ほかの７つの、
さらに悪い霊の援軍を頼んで、
また入ろうとするからである。
信じる人の命を、
不信仰という悪霊がたえずつけねらっている。
いったん扉を開いてしまうと、
「その人のあとの状態はまえよりも悪くなる」。
「だから、
立っていると思う者は、
倒れないように気をつけるがよい」。
わたしたちは、
日々、
「わたしたちを誘惑に遭わせないでください」と祈る（主の祈り）。
誘惑の中の誘惑は、
教えを捨てることである。
神が父であることが信じられなくなり、
ものを言わせなくする霊の手に落ちる。
「アッバ」（父よ）と呼びかけるのを妨げる霊の手に。
だがこの呼びかけこそ、
わたしたちを神の子らとする言葉なのだ。