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マルコで祈る

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 ナンテン



わたしではなく

マルコ9.37


原典のギリシア語では「わたしを受け入れるのではなくて」。
「受け入れる」という動詞が繰り返されて強調されていることに注意してほしい。
愛していなくても、
仕えることはできるかもしれない。
単に自分で自分を正しいとする自己肯定か、
何かの罪悪感が動機になっている場合だ。

しかし、
愛していないなら、
受け入れることはできない。
受け入れるには、
自分自身をさておいても、
ほかの人を肯定しなければならない。
ほかの人に場所を譲るために、
自分を小さくしなければならない。

ほかの人がわたしのほうに侵入してくるのを許さなければならない—
しかも自分はほかの人の中に侵入して思いのままに支配しようとしないで。
これは愛である神の真実そのものである。
神の命とは、
御父と御子とが互いに受け入れ合うことなのである。


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