マルコで祈る
→ INDEX-6 (マルコ3.13~ ) → INDEX-5 (マルコ2.20~3.6)
→ INDEX-4 (マルコ1.4~20) → INDEX-3 (マルコ1.21~38)
→ INDEX-2 (マルコ1.40~2.9) → INDEX-1 (マルコ2.10~19 )
人はみな、火で塩味をつけられる
マルコ9.49
ゴミと一緒に焼却されたくないなら、
弟子はほかの火をもっていなければならない。
ほかの火とは、
聖霊である。
わたしたちの中で新しい命を燃え上がらせる。
新しい命には、
御子の味、
御子の知恵がある。
この火はわたしたちを腐敗から守り、
ふさわしいささげものとして整える。
自分をささげものとして与えることを知らない人間は、
つまらない獣にすぎない。
愛する能力がなく、
自分に気に入ることしかしない。
動物にはそのような行動基準で十分だろうが、
人間には理解し望む能力があり、
幸せになるために造られている。
幸せと自分の気に入ることとを取り違える。
それがいつもまちがいのもとだ。
自分に気に入るだけのことは、
やがて不幸せと孤独につながる。
だが幸せは過ぎ去ることなく、
喜びと交わりを生み出す。