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祈りのひととき
アルベリオーネ神父によるロザリオの祈り
喜びの玄義
第1の神秘 お告げ
「お言葉どおり、この身に成りますように」。これは、マリアの使徒職の第一のわざです。マリアは、神である救い主を世にもたらしました。何とすばらしい使徒職でしょう。これから後、マリアの生涯を「マリアの使徒行録」と呼ぶことができるでしょう。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第2の神秘 ご訪問
イエスを所有していると感じる人は、満足と喜びを持っています。この人は富む者であると感じているでしょうか。樹液で木が豊かに成長し、発達して、葉や、花や、実をふんだんにつけるように、イエス・キリストに一致している人も豊かな収穫を得ます。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第3の神秘 ご降誕
修道生活における清貧の目的は何でしょうか? それは、私たちに神を慕わせ、すべてに超えて神を愛させ、神を、私たちの無限の愛、永遠の幸福と見なさせることです。
もし私たちが清貧を愛したいなら、想像によってベツレヘムに旅しましょう。イエスは馬屋からその生涯をはじめられ、しかも、その馬屋さえご自分のものではありませんでした。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第4の神秘 主の奉献
マリアの従順に倣うためには、まず、超自然的でなければなりません。命令を与える人、その人の徳、知能、能力を考えるべきではありません。ただ神のご意志のみを見つめること。次に、従順は全面的であること。人が見ているといないとにかかわらず、一切のことのうちに従うこと。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第5の神秘 神殿の少年イエス
修道生活における会憲の忠実な遵守は、主への絶え間ない礼拝です。それは、言葉だけによらず、全生活をあげて「主よ、あなたを礼拝します」と宣言するからです。私たちは、自分の生活で、神を最高の主および立法者と認めることを示し、彼の意志と摂理を礼拝するのです。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第1の神秘 ゲッセマニの苦悶
人間は弱いものです。その意志を強くするには、深い信念を持つ他に、神の恩恵が必要です。「私の中に、霊の掟に反する悪法を感じる」。しかし、祈るならば、これをのり超えるに充分な恵みがあります。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第2の神秘 むち打ち
パウロ家族の生活には、外的克己の規定は少ないです。しかし、絶え間ない犠牲が要求されます。事実、使徒職の働きは、重労働です。犠牲することと、寛大に献身することへの習慣を身につけましょう。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第3の神秘 いばらの冠
人間は、いつも数多くの欠点、誤り、不足、不完全さ、自分の行動に対する疑いを持っています。だから、神のあわれみのみ手に全く身を委ね、その導きに任せる必要があります。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第4の神秘 十字架の道
苦しむことを知るということは、実に一つの芸術です。そして、それ以上に生涯のうちで一番貴重な芸術だと言えます。だから、これを学び、実行する必要があります。音楽や絵画と同様に、実践しながら、熟達するのです。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第5の神秘 ご死去
三時間の臨終、内的・肉体的苦痛、この三時間にわたるイエスの苦しみとマリアの苦しみを、だれが理解できましょうか。それは、実に言葉では言い尽くせないものでした。しかしその時、世の救いが成就されたのです。
この贖罪のわざが、ミサ聖祭によって日ごとに祭壇上でささげられます。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第1の神秘 主の復活
考え方、生き方、死に方を根底から変えましょう。それは、イエス・キリストが望まれ、そして成就されたすばらしい逆説です。それは、特に、福音的勧告から生じます。
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第2の神秘 主の昇天
競技場で走る者は、袋や鞄を持たず、ただ速く走れるようにと、必要なものだけを身につける、とパウロは言っています。心から清貧を愛する人は、イエスが同伴してくださるので、天国に向かって、一層速く走ることができるでしょう。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第3の神秘 聖霊の降臨
真の使徒は、自分の家を出て、道をめぐり、多くの人を求めて海岸を歩き、山を越え、洞窟にも入ります。すなわち、世界の各地に行ってすべての人に向かい、「皆さん、神は天で待っておられます。救いに向かいましょう」と呼びかけます。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第4の神秘 マリアの被昇天
マリアは謙遜と信仰によって、神のみ心にかなう者となられました。私たちは、つねに、謙遜と信仰をもって進まなければなりません。謙遜は左足で、信仰は右足です。歩くためには、いつも両足を使わねばなりません。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)
第5の神秘 マリアの戴冠
パウロ家族は、使徒の女王のまなざしのもとに、パウロの精神において、道・真理・生命であるイエス・キリストの福音を十全的に生きることを切望します。
主の祈り(1回) アヴェ・マリアの祈り(10回) 栄唱(1回)