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新世紀ルーツへの巡礼
豊かな恵みの富
夢
聖書をひもとくと、神はいろいろの方法で神の民を導かれたことが書かれています。神ご自身がご自分を啓示され、その方法はいろいろありました。
そのひとつに夢があります。夢の中に神の啓示があると、人々は考えていました。
神が人に働きかけるとすれば、それは人間の最も深いところであると考えられます。そうであれば、深層(無意識)のひとつの言語である夢を用いられたとしても、不思議ではないでしょう。
聖書でも夜に神が与える示現、夜間に語りかける言葉、夢で語られる救いの啓示が行われたことが述べられています。
この啓示は個人を対象としていることもありますが、多くの場合、人々に対する神のご計画を示すのを目的としています。(創世記 15章12~21、士師記 6章25~26、列王記Ⅰ 3章など)
そして、夢の深遠な意味の解明者は、自分自身であったこともありますが(アブラハム、イサク、ヤコブ、ソロモンなど)、真の神のしもべであったことも書かれています(創世記 41章、ダニエル 2.4)。