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新世紀ルーツへの巡礼
豊かな恵みの富
重病であったときの出来事
シスター テレサのインタビューから
アルベリオーネ神父様が、お部屋にひっこんだまま、2、3日姿をお見せにならないことはそんなにまれではありませんでした。お部屋を閉めておしまいになり、コーヒー一杯差し上げようにも、だれひとり近づけないのでした。
ところがお起きになると、たとえ夜中の3時でもミサをおたてになり、わたしたちに黙想させ、反省なさったこと、主がアルベリオーネ神父様におっしゃったことの何かを話してくださるのがつねでした。
このようなとき、わたしたちにくり返されたのは、今は、パウロ家族のおおよそすべての聖堂にしるしてあるあの言葉でした。
「恐れるな、わたしがあなたたちとともにいる……」