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新世紀ルーツへの巡礼
もうひとつのうまぶね 「師イエズス修道女会」
師イエズス修道女の使命
1908年、私(アルベリオーネ神父)は、ひとつの修道会の誕生を願って祈りはじめ、他の人にも祈りを依頼しました。私の願いは、目立たない生活の中で、聖体礼拝と司祭職、典礼の使徒職に専念し、聖体の秘義のうちに現存される聖師イエスに全面的に属する修道会を創立することでした。
それは、この修道会が恩恵の泉となり、他の活動的、使徒的生活に専念する修道会が、この修道会から恵みを汲むことが出来るようにと考えたからです。
その後、続けて祈っている中に、私にはこの修道会のとるべき生活形態が次第に明確になり、その後に創立されることになっていた他の家族修道会との関係や位置づけが具体的になってきました……。
私は、指導司祭(フランシスコ・キエザ神父)が、常に私に示唆してくれた次の言葉を、自分に課していました。
何か事をはじめようと思うなら、それにふさわしい祈る人たちのグループを確保しなさい。
もし必要なら、そして、その事業が生き続けるのを望むなら、その人たちは、そのために自分をいけにえとしてささげる人たちであるように。
あなたたちは、基本的、本質的な使命をもっています。
それは、隠れて見えませんが、幹、枝、花、果実に養分を与える木の根のようなものです。
救いのみ業において常に一致しておられる大司祭イエスと、その母マリアは、恵みのみわざにおいても常に一致しておられます。マリアは、世の終りまで恵みの仲介者であり、分配者です。
『師イエズス修道女へ』より