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新世紀ルーツへの巡礼
もうひとつのうまぶね 「師イエズス修道女会」
師イエズス修道女へ
アルベリオーネ神父の言葉より
1908年以来、あなたたちにとって特に重要な年になった1919、23、25、47年に与えられたすべての恵みを主に感謝しましょう。
感謝することは、いつでも第一の務めです……。
あなたたちは、聖スコラスチカを敬い、この聖女のように、教会の精神にそって修道生活に協働するように努めなさい。
聖グレゴリオは、聖スコラスチカの生涯の伝記の中で、その兄聖ベネディクトとの最後の会話について次のように記しています。
「……終日、神を賛美し、神について語り合いました……。そして、私は神に願い求め、神はそれを聞き入れてくださいました。その願いとは、聖なる生活について夜を徹して兄と共に語り明かすことでした。」
これは、聖スコラスチカにとって心からの願いでした。彼女にとって祭儀は、単なる儀式の祈りではなく、それをとおして神を観、神をよろこぶための心の準備、熱い望みを意味するものでした。
それから3日の後、聖ベネティクトは、居室の窓から目を上げて空を見ていると、鳩の姿をとった妹の魂が、空高く舞い上がって行くのを見ました。
あなたたちと司祭との関わりは、常にデリケートで一定の隔たりを保つように努め、互いに尊敬し、神の母マリアが、御子イエスに対して持たれた配慮を心がけなさい。
各自、自分の心に神を携えていることを想い、聖体器を奉持している者として行動するように。いえむしろ、あなたたち一人ひとりが、至聖三位の神の住まい、聖体器そのものであることを自覚しなさい。
聖スコラスチカを記念するに当って、男女の聖ベネディクト会が、教会の中で果たしている典礼的役割を想起しなさい。