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シスターズリレー 2012


修道会名:汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会

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期 間:2012年12月16日~12月22日

わたしたちは大阪聖ヨゼフ宣教修道女会からバトンを渡され、この一週間の祈りの日を過ごしました。実は、わたしたちは2011年3月11日に震災が起こって以来、被災者の方々のご冥福と、一日も早い復興を願いって毎日30分ご聖体の前で祈りをささげる習慣が定着しています。

神戸の震災のときと異なり、距離的にあまりにも遠く、何もお手伝いできない痛みをいだきながら、あのひどい災害を目のあたりにしたとき、そうせずにはいられなかったのです。「被災地に来て、直接にボランティアをすることだけがボランティアではないと思います。わたしたちのことを思ってくれている。そのことが励みになります。どうか、わたしたちのことを忘れないでほしい」とおっしゃった被災者の方のことばに励まされ、わたしたちは祈りつづけます。

さらにこの一週間には、支部の姉妹たち、教会の信徒たち、幼稚園の保護者や園児たちにも、心を合わせて祈るようにお願いし、その結果、どの方も、すばらしい反応をしてくださり、心を合わせて、祈りをささげることができました。ここに、いくつかのことをご紹介させていただきたいと思います。

汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会 汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会



汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会


実際の写真を見て、子どもたちとゆっくり話しました。「何もなくなったら一番に何を探す?」「パパとママ」「たべもの」いろいろと語りました。そして東北の方のために、お祈りしました。ある子どもはこんなお祈りをささげてくれました。「つなみでながされなかったひとが、げんきにくらせますように、おまもりください」生かされ、与えられた命だと深く感じました。(子どもたちの声と先生の感想)




汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会 汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会



汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会 汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会



倉敷共同体は16日から22日の期間、17:30~18:00まで共同体で聖体顕示をおこないました。
また19日には幼稚園のこひつじホールで、毎月第3水曜日に行っている「母親の集い」において、呼吸をするように歌い、マイクを使わずに心のままにライア―を奏でる今井千晶さんをと共に、震災のために亡くなれた多くの方々の永遠(とわ)やすらぎと、今も続く被災者の方々の悲しみ苦しみを乗り越えていくために、恵みの力を保護者の方々と祈るひとときを過ごしました。はじめにDVDで岩手県大槌町「おさなご幼稚園」-いつもの幼稚園にもどる- を見た後、今井千晶さんのライアーと詩(うた)、バイオリンによる演奏でアベ・マリア・「大震災で被災された方々のための祈り」をみんなでささげ、続いて「主の祈り」と「しずけき」をピアノとバイオリンの演奏によって歌い、もって集いを終わりました。
福島の現状のレポートも配布し、平凡で日常の日々の『幸せを守ること』について互いに確認する集いとなりました。

*12月22日、次の走者である聖母被昇天修道会にバトンタッチをいたしました。


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