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シスターズリレー 2012
修道会名:善きサマリア人修道会
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期 間:2013年 1月13日~ 1月19日
東日本大震災に遭われ、今も苦しい状況にある方たちと連帯するために
2013年の新年にあたり、善きサマリア人修道会は1月13日からバトンを受けついで19日までを担当させていただきました。奈良教会の信徒の皆さんにもリレーの同伴走をお願いしともにお祈りくださいました。冬の古都、奈良の若草山が久しぶりの積雪を見ました。山焼きが終われば春が来るとの期待が高まります。
東日本大震災被災者の方々にとって、冬の厳しさは大変なものと思いながら、お祈りの一週間が始まりました。
月曜日は、特に福島の原発で苦しむ方々のためのお祈りの日でした。パウログリン師と共に福島を訪問させていただいた2名のシスターたちが、被災された方々とお会いしたときの写真なども聖堂に掲示し、お祈りをおささげいたしました。またわたしたちの会員でフィリピンから日本に来ているシスターもともにお祈りできたことはよい体験となったと思います。
姉妹たちが各曜日を担当して分かち合いの祈りをし、心を合わせて、被災地の方々に思いをはせながら、一日も早い復興のためにお祈りいたしました。奈良教会の信徒の方々やオーストラリアにもお祈りお願いして、連帯させていただきました。また教会のミサの共同祈願でもこのシスターズリレーの成功のためにもお祈りしていただきました。
「東日本大震災被災者ための祈り」と
毎日の意向を決めての祈り
13日(日曜日):地震・津波でなくなられた方々の
ため レクチオ
14日(月曜日):福島の原発で苦しむ方々のため
15日(火曜日):将来を担う子供たちのため
16日(水曜日):ロザリオでの祈りの日。
一連ごとに意向をささげるときにろう
そくを灯し、庭の水仙の花と共に奉納
しました。
17日(木曜日):精神的、身体的に傷を負っている方々のため 阪神淡路大震災祈念
18日(金曜日):農・魚・林業にも従事している方々が希望を持てるように
19日(土曜日):朝7時 修道院でミサ〔瀧野師〕意向『東日本地域の一日も早い復興のため』
晩の祈りの後で、15分間ろうそくの灯りのみで、沈黙のうちに祈りをし、その後、
ロザリオ一連(苦しみの神秘)を月、火、木、金、土で一環を唱えました。
感想として、この祈りのリレーを担当することによって、自分にとってとてもよかったとの話も聞かれました。
聖堂に意向を書いた張り紙をし、大きな折り鶴に「連帯」と「絆」と書きマリア像のそばに置き、写真や冊子、被災地の報告の切抜き記事などを掲示することにより、地球環境について瞑想することができました。祈りのうちに一週間があっという間に過ぎ、次の聖ヨセフ修道会にバトンタッチさせていただきました。