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シスターズリレー 2012
修道会名:幼き聖マリア修道会
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期 間:2013年 2月17日~ 2月23日
わたしたちは2月16日カロンデレットの聖ヨゼフ修道会からリレーのバトンを受け取りました。日本にある2共同体で話し合い、ロザリオ、共同祈願、毎日の生活を被災地の方々のために特別な意向に従って生活をするように、次のように実行いたしました。
【方 法】
1. 十字架の道行(Sr.Michele Vincent Fisher. CSFN「日本に癒しをもたらすための十字架の道行」を使用)
① 聖堂の十字架の道行の下に、震災の十字架の道行きの写真を掲示する。
② 毎日2留ずつ歩み、歩んだところにローソクをつけていく。
2. ロザリオの祈り
① 聖堂の十字架の道行の下に、震災の十字架の道行きの写真を掲示する。
共同祈願の意向に合わせて、晩の祈りの後にロザリオ一環を唱える。
② 修道院の聖堂で、生徒達と共にロザリオの祈りを2月22日(金)唱える。
3. 聖体礼拝をする
① 聖堂の十字架の道行の下に、震災の十字架の道行きの写真を掲示する。
日曜日の夕方、ご聖体を顕示して被災地のために祈る。
② 祭壇前にパネル(震災の様子の新聞記事を貼る)を置く。
4. 朝の教会の祈り
① 聖堂の十字架の道行の下に、震災の十字架の道行きの写真を掲示する。
被災地の方々を7つのカテゴリーに分け、担当のシスターが共同祈願をささげる。
② その意向で一日を過ごす。
17日(日)震災で親族、友人、知人を亡くされた方々と、今なお行方不明になっている方々のために。
18日(月)親を亡くした子ども達、故郷を離れ転校を余儀なくされている子どもたちのために。
19日(火)震災によって家族が離反し、不自由な生活を余儀なくされている方々のために。
20日(水)震災によって働く場を失い、困難な生活を送っている方々のために。
21日(木)避難先で孤独な生活を送っている高齢者の方々のために。
22日(金)現地で今も災害支援とボランティア活動に取り組んでいる方々のために。
23日(土)震災により、身体的、精神的な病気で苦しんでいる方々のために。
5. 震災復興と震災で亡くなられた方々のためにミサをささげる。
6. 修道会の本部(イタリア、ミラノ)に連絡をし、幼き聖マリア記念聖堂でわたしたちの意向に合わせて祈りをささげてもらう。
7. 奉仕させていただいている小教区の教会学校の子供たちと心を合わせて、十字架の道行かロザリオの祈りをささげる。
【感 想】
四旬節の始まりと同時にわたしたちの修道会は、「シスターズ リレー2012」のバトンを受け取り、アメリカ人のSr.Michele Vincent Fisher. CSFNが作成してくださった「日本に癒しをもたらすための十字架の道行」を使用して、被災地の方々のことを思いながら祈りをささげさせていただきました。これによってわたしたちは、被災地の方々の苦しみに寄り添うことができました。そして、被災地の方々が背負ってくださっている十字架を、わたしたち共同体としても背負うことができ、恵みの一週間を過ごすことができました。大震災から2年が過ぎようとしていますが、この祈りをとおして新たに被災地の方々のことを思いおこし祈りをささげる機会が与えられたことは、修道会にとって恵みのときになりました。
富山修道院
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