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シスターズリレー 2012


修道会名:クリスト・ロア宣教修道女会

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期 間:2013年 3月24日~ 3月30日

3月24日に前走者から受け取った祈りのバトンは、まず国境を越えて韓国ソウルの共同体が引き受けました。共同体では「原発の事故のために故郷に戻れない多くの方々のために」という意向をもってミサの後一時間の祈りをささげました。

翌日25日にバトンは帰国して茅ヶ崎共同体にタッチされました。茅ヶ崎共同体では「仮設住宅で不自由な生活をしている人々のために」祈りました。祈りを助けるために「主はともに歩まれる」ことをテーマに、パネルを作り想像の力を使って共感を深めました。

26日は御殿場の神山修道院へとバトンは進みました。「家族を亡くして悲しみの中にある人たちのために」聖体礼拝を通して祈りました。祭壇のご聖体の周りを、被災地を思わせるかのようにろうそくとランピオンで飾り、「故郷」を聴きながら被災地の町や村をもっと身近に思い起こしました。最新ニュースの膨大な被災者や尊い命を奪われた方、いまだに行方不明の方々の膨大な数を読み上げ、悲しみと痛みを味わい被災者の方々と一つになり祈りをささげました。

27日、バトンは大阪、生野レジデンスへと引き継がれました。ご聖体を顕示してその前で、2013年「つなぐ」の中から、第2話「私たちの選択―誰の言葉にも左右されず、私たち夫婦の決断を生きる」、第4話「野菜販売で復興支援―風評被害を受けた農家に元気を取り戻すために」、第5話「聴くことは最善・最良の奉仕―人の存在を支え、たましいの痛みを気遣う」をゆっくり朗読しました。生きている人の現実の喜びと苦しみを、亡くなった方々の尊い意志を思い、ご冥福を祈りました。

28日、バトンは東京第2修道院にタッチされました。「福島原発施設の現場で作業をしている人々のために」、十字架の道行きをおささげいたしました。実際に現地に赴かれた人々の気持ちを通して祈りの文言が作られた「日本の癒しのための十字架の道行」を通して、一留一留思い巡らしながらイエス様とともに十字架の道を歩みました。

29日は超高齢者の共同体「シャローム」で「電力関係者、経済界関係者の回心のために」祈りをささげました。祈りのバトンを受け取る手(やる気)も力強く、その力強い祈りは30分のアドラシオンを通してささげられました。

30日、聖土曜日の朝は東京第一修道院と管区長館の姉妹にバトンは引き渡されました。十字架を中心に祭壇の前に復興の様子を伝えるパネルを飾りろうそくをともし「被災地の復興のために」祈りました。一時間の祈りの集いの中で、震災で今なおいろいろな不安のうちに、あらゆる難しい状況の中で暮らしている方々を思い,共同祈願を通して神様に届けました。

以上、クリスト・ロア宣教修道女会、ゆっくりですが完走いたしました。

※「つなぐ」:カリタスジャパンから毎年出される四旬節キャンペーン小冊子No.27 2013年)




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