home>シスターズリレー 2012>2013年 4月14日~4月20日
シスターズリレー 2012
修道会名:お告げのフランシスコ姉妹会
【修道会一覧 へ】
期 間:2013年 4月14日~4月20日
3月11日から3年目に入りましたが復興に励んでいる一方で福島原発では新たな危機的問題が発生し、油断を赦さない事態になっています。日本中に走る活断層は新たな災害を目前にしています。東北では想定外の災害に、苦悩を負い騒然となりました。今その苦しみを共に歩み復興と平安を願い、危険を回避できない原発に対する態度を唯一の被爆国としての責任を示す勇気を持ちたいと思います。
修道会の7つの共同体で「十字架の道行」のリレーを行う計画を送付し、担当日の祈りの目標もリレーし、近隣者子どもたちにも祈りを呼びかけることにしました。
被災時間の15:00頃にして「主の死」と重ねて祈るようにしました。
以前から毎日行っていました「被災者のための祈り」とロザリオ一連は今後も続けて行います。
4月14日(日)復活第3主日 本部修道院
“被災地の復興を願って復活の主と共に歩む 主は3日目に復活したもうことを支えに東北の甦りを願う意向で祈りをささげます。”
15:00 姉妹全員で「十字架の道行」を聖堂で行いました。期間中「日本のいやしのための十字架の道行」の写真パネルを展示し個人的にもこの道行を聖廊下で行えるようにしました。
その間毎日の聖務で被災地のための共同祈願が加えられました。
朝食時被災者の語りを傾聴し共有を新たにする。
隣接天使幼稚園では5月の保護者会で上記の十字架の道行を展示し祈りを共にする。
4月15日(月) 高崎修道院
“仮設住宅訪問、傾聴を通して体験した被災者の苦悩に寄り添い復興の希望を持ち続けることを願う意向を持って祈りをささげます。”
修道院では毎日十字架の道行を姉妹たちでする職員と毎朝被災地のために祈りをする。
当日は、園バスを待っている園児と聖堂で十字架の道行をして園児たちも被災地の復興を祈る。
4月16日(火) 生野修道院
“突然の寒さと飢え、恐怖の数々を受けられた被災者の苦しみ、心の痛みを共有していやしと慰めに、導かれますように願い祈ります。”
* 当日は共同体の生活を被災者の方々の苦しみを共有してささげる。
* 朝夕の聖務に各自被災者の方々の痛み苦しみに共有した共同祈願を唱える。
* 午後3時、イエス様の御受難、被災者の苦しみを重ね合わせて、十字架の道のいやしを願って祈る。
4月17日(水) 富岡修道院
“被災地の救済協力、復興協働の体験から人の繋がり、奉仕の喜び、希望に導き新たな力が注がれますように願い祈ります。”
日頃からの被災地との関わりある一人ひとりの傾聴時の言葉を思い浮かべながら、「道行」と「ロザリオ」をささげました。
富岡教会信徒は毛糸の帽子やマフラー等を、祈りながら編んで贈っています。
「もみの木」サポートセンター | 久が原天使幼稚園の 依頼品お手玉作り |
4月18日(木) 瀬田修道院
“被爆の苦悩を共有して、原発事故の収束を願い危険な地域で働く人々に寄り添い、安全を願って祈ります。”
当日は3人の共同体で教会の聖堂を15:00に借りて、意向に合わせて「十字架の道行」をしました。
4月19日(金) ナザレ修道院
“被災地の老齢者、病者に寄り添って、孤独に陥らないように祈りの繋がりを地域の人たちと協働し、広げていけますように願い祈ります。”
毎月第3金曜日が地域の高齢者ミサを14:30から行っているのに合わせて祈りの呼びかけをしました。洗足教会の信徒、近隣者、シスターたちの約40名の方々による祈りとなりました。
ミサ前の沈黙の祈り、共同祈願に繋がり、十字架のイエス様と心を合わせて、被災地の復興を願い、ミサが行われました。
この日の献金は神父様も協力してくださり、カリタスジャパンを通して被災地へ贈りました。
4月20日(土) 子供寮修道院
“被災地の子どもたち、避難を余儀なくされている子どもたちに寄り添い、苦難にくじけず新たな創造と希望に開花する勇気と望みを願って祈ります。”
当日は「日本のいやしのための十字架の道行」をパワーポイントにして写しだし、当時の悲惨さ苦しみを思い起こしながら、各留復興の願いを込めて一人ひとりがローソクを灯して祈りを進めていきました。
本部修道院からも参加して午後に行う。
エリザベト聖堂にて(エリザベト聖堂にて) |