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どうしてシスターに?

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シスター パオラ・マリア 長坂潔子

小学生の願い

シスター長坂


小学生のころ、生き生きとしている父をみていて、自分の一番したいことが生涯の仕事となればどんなにすばらしいことだろうと思っていました。

すべての勉学が受験をめざしているような高校生活のありかたにとても疑問を感じ、ほんとうの真理は何だろうか、どこにあるのだろうかと真剣に考えていました。

一年生の一学期に自分の本箱にあった『真理とは何ぞや? 』をいっきに読破し、その夏休みにカトリック教会に出かけていきました。まず教会の図書にあったル・フォール、クローニン、グレアム・グリーンなどの文学書を読みあさったあと、ここに真理があると直感して、カトリック教会の教えを学び始めました。

こうして、高校卒業時の復活祭に洗礼をうけました。その喜びがあまりに深かったため、この喜びを多くの人びとにつたえたいと強い促しを感じ、これが実現できるための道をお示しくださいと心底祈りました。

本を持って家庭訪問をしながら教会を紹介しているパウロ会のシスターたちと出会い、これこそわたしが探していた生き方と思い、洗礼を受けて5年目に入会しました。

今生涯をかけて福音を生き、伝える使命をいただいている聖パウロ女子修道会にあって、小学校のころの願いをかなえてくださった神さまのお心にびっくりしています。


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