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十字架の道行

「十字架の道行」とは、キリストのご受難を黙想しながら祈る信心業です。

イエス・キリストがピラトから死刑の宣告を受けら、十字架上で亡くなられ、葬られるまでが14の留(りゅう)に分けられており、その一つひとつの留をたどりながら、キリストのご受難を黙想するものです。

この14の留は、通常、カトリック教会の聖堂内に絵や書、彫刻でイメージされたものが14枚の額になって掛けられています。また、戸外に14のキリストの苦しみの姿を像に刻んだりしたものもあります。

戸外にある十字架の道行
戸外にある十字架の道行

初代教会の時代から、信者はキリストの受難の足跡をたどって黙想していましたが、14世紀頃から16世紀にかけて次第に、現在のような「十字架の道行」の形になってきました。

現在では、最後にキリストの復活も加えて15留とした「十字架の道行」もあります。

関連ページ:

「十字架の道行」については、「祈りのひととき」で、実際のお祈りをご紹介しています。あわせてご覧ください。


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