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バチカンで遭いましょう

2014年 4月

OMAMAMIA

バチカンで遭いましょう

  • 監督:トミー・ヴィガント
  • 脚本:ジェーン・エインスコー、ガブリエラ・スペーリ
  • 原案:クラウディア・カサグランデ
  • 音楽:マルティン・トードシャローヴ
  • 出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、アネット・フィラー、
        ジャンカルロ・ジャンニーニ、ミリアム・シュタイン、
        ラズ・デガン
  • 配給:エデン

2012年 ドイツ映画 1時間45分



物語


バチカンでパパさまに逢うことを夢見ていた、カナダの田舎に住むマルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)。ローマへの旅が迫り、ウキウキしていた。彼女の料理は絶品だ。40年前、夫とともに、故郷のドイツのバイエルンからカナダに移住してきたマルガレーテは、長年連れ添った夫を亡くしてひとり暮らしとなった。そんな母親を心配して、娘のマリー(アネット・フィラー)は、自分たちの住む都市で暮らそうと誘っていた。

マリーのところに行く決心をしたマルガレーテは、マリーの家族と一緒に住むのだと思っていたのだが、マリーは、新しくできた老人ホームにマルガレーテを入れようとしていた。都市に引っ越す前に約束していたローマ行きの旅行もうやむやにされそうだと心配したマルガレーテは、マリーの目を逃れ、ひとりローマに向かった。マルガレーテには、教皇にあって、赦しを請いたいことがあったのだ。

マルガレーテは、ローマで美術の学校に通っている孫娘マルティナ(ミリアム・シュタイン)のアパートに向かった。マルティナは慌てた。彼女は、シルヴィオ(ラズ・デガン)というダンサーと同棲していたのだ。

荷物を置き、早速バチカンの集団謁見に向かったマルガレーテは、盲人のふりをして順番を偽って謁見しようとした老紳士を懲らしめようと、護身用のスプレーを振りかざしたが、それがあやまって教皇の顔にかかってしまった。マルガレーテは警察に逮捕されるが、この老紳士ロレンツォ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)の証言によって救われる。

バチカンで遭いましょう
(C) 2012 Sperl Productions GmbH, Arden Film GmbH,
SevenPictures Film GmbH, Co-Produktionsgesellschaft “
Oma in Roma” GmbH & Co. KG, licensed by Global Screen GmbH.


ロレンツォに連れられてやってきたレストランは、マルガレーテがローマに来たときに入ったバイエルン料理のお店だった。しかし店は料理がまずくて客が入らず、閉店寸前になっていた。教皇に逢わせるからとロレンツォに頼まれ、マルガレーテはシェフとして働くことにした。彼女のおいしい料理で、店は大繁盛する。マルガレーテは、生き生きとしていた。

マルガレーテは、ロレンツォが教皇に逢いたい理由を知る。恋人に裏切られて落ち込んでいるマルティナ、母親を探してやってきたマリーも、マルガレーテのもとにやって来る。女三代が集まったところへ、バチカンからの依頼が入る。

バチカンで遭いましょう
(C) 2012 Sperl Productions GmbH, Arden Film GmbH,
SevenPictures Film GmbH, Co-Produktionsgesellschaft “
Oma in Roma” GmbH & Co. KG, licensed by Global Screen GmbH.


 

太った俳優として、有名なマリアンネ・ゼーゲブレヒト。愛くるしい笑顔と、そのかわいい容姿、人を包み込む母のような包容力で、見る人の心をなごませてくれます。今回も、厳しい娘と対立しながら、笑顔と丸い体で、困難を円満へと変えていきます。

ドイツ出身の教皇とは、前教皇ベネディクト16世のことでしょう。「教皇に逢うために」ということは、キリスト教が風土の中にあり、バチカンが近いヨーロッパでは、日本で考えるよりも親しみのあることなのかもしれません。


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