home > キリシタンゆかりの地をたずねて > ゆかりの地一覧 > 津田玄蕃の屋敷跡
キリシタンゆかりの地をたずねて
石川県 金沢市
津田玄蕃の屋敷跡
加賀藩人持組津田玄蕃家初代当主・津田正勝(つだ まさかつ)の屋敷跡です。
1923(大正12)年に、金沢城大手門前にあった屋敷が現在地に移築されました。
津田氏は、1609(慶長14)年に、2代藩主・前田利長の時に来任し、2代・孟昭(たけあきら)から9代・正邦まで代々「玄蕃(げんば)」を通称としました。加賀藩の重臣12家の一つで、1万石を受ける5人の家老の一人でした。
正勝の夫人、海津夫人は、熱心なキリシタンで、正勝自身もキリシタンであったとも言われています。
高山右近がマニラに追放になった後、海津夫人らは七尾の本行寺に蟄居を命じられ、ここで亡くなりました。
この屋敷跡の玄関の瓦の中央にある丸い部分には(画像の赤い丸の中)、十字の印が入っています。
津田玄蕃の屋敷跡の玄関の瓦
- 住所:920-0936 石川県金沢市兼六町1-1
- アクセス:北鉄バス「兼六園」下車
関連記事: