homeキリシタンゆかりの地をたずねてゆかりの地一覧 > 高山高札場

キリシタンゆかりの地をたずねて

大阪府 豊能町

ゆかりの地

物語

高山高札場


高山高札場 札の下の地蔵像

高札(こうさつ)は、板に法度(法律)や掟書きなどを記し掲示して、民衆に周知させるものでした。この地域は「札場(ふだば)」と呼ばれていました。

 明治政府はキリスト教禁止を徹底させるために、1868年(明治元年)から掲げた札を掲げました。高山高札場には、「慶応4年」と記された切支丹札(キリスト教禁止)が掲げられています。1873(明治6)年に高札が廃止されました。

 一 切支丹宗門之儀ハ是迄御制禁之通固く可相守事
 一 邪宗門之儀ハ固く禁止候事
      慶応四年三月 太政官

        右之通被 仰出候間堅可相守者也  日向

昭和52年に明治時代の構造のまま改築されました。
 札の下には地蔵像がまつられています。中央の地蔵像の蓮華座(れんげざ)には、変形クルス紋の先端部のような図柄が刻まれています。


  • 住所:〒563-0216 大阪府豊能郡豊能町高山
  • アクセス:千里中央駅より 阪急バス 北大阪ネオポリス線「高山」下車 徒歩5分
          池田駅より 阪急バス 東能勢線「高山口」下車 徒歩45分

●関連記事:


▲ページのトップへ