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キリシタンゆかりの地をたずねて
奈良県 宇陀市
沢城跡 右近洗礼の地
高山右近之碑 | 沢城跡と下城(居館)・馬場遺跡 |
大和国宇陀郡(うだぐん)には、秋山氏、沢氏、芳野氏の「和州宇陀三人衆」と称される武家があり、その中の一人沢氏が、沢山に築城した山城が沢城です。
三好長慶(ながよし)の家臣・松永久秀の配下であった高山右近の父・高山友照は、1560(永禄3)年から和田惟政の組下となり摂津・高槻城に移る1567(永禄10)年まで、この城を居城としていました。
沢城は、高山友照が摂津に移った後、再び沢氏が城主となりましたが、豊臣秀吉が天下統一を果たすとともに、廃城となりました。
1563(永禄6)年に、高山右近は12歳のとき、イエズス会修道士・ロレンソ了斎から洗礼を受けました。父の友照の洗礼名はダリオ(ダリヨ)、右近の洗礼名はユスト(ジュスト)でした。
現在、沢地区の集落には、「高山右近之碑」と沢城趾の碑があります。また、城跡へ登る遊歩道は「ダリヨ&ジュストの道」と名付けられて整備されています。
沢山 | ダリヨ&ジュストの道 |
- 住所:〒633-0200 奈良県宇陀市榛原区沢
- アクセス:JR奈良駅より 車で1時間
電車やバスの公共交通機関はありません
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