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大阪府 堺市

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小西行長屋敷跡


小西行長屋敷跡の碑

小西行長は堺の薬種商・小西隆佐(りゅうさ 立佐)の息子として生まれました。幼いころに、父とともにキリスト教に入信したとされていますが、イエズス会日本年報には、1584(天正12)年に洗礼を受けたとあり、定かではありません。洗礼名はアウグスチヌスでした。

 行長は、宇喜多直家に見いだされ武士となり、その後秀吉に仕えて小豆島を与えられ、さらに肥後国宇土14万6千石の領主となりました。
 また、秀吉のバテレン追放令によって改易となった高山右近を、自分の所領にかくまいました。しかし、関ヶ原の戦いでは、西軍の石田三成側につき、東軍の徳川家康に敗れ、京都の六条河原で斬首されました。

 現在の小西行長屋敷跡は、路面電車が通る紀州街道にあり、碑だけが建てられています。


  • 住所:〒590-0937 大阪府堺市堺区宿屋町東1丁(紀州街道沿い)
  • アクセス:阪堺線「妙国寺前」下車 徒歩すぐ

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