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わかりやすいミサと聖体の本

『わかりやすいミサと聖体の本』表紙

  • 著者:白浜満
  • 定価:本体1,000円+税
  • B6判 並製 110ページ
  • ISBNISBN978-4-7876-0642-4 C0016

一昨年、青年たちが企画した「あっちこっちミサ」に参加しました。これは、全国18カ所の別々の所で、同時に心をあわせて青年たちが一緒にミサに参加するというものでした。

今でも、そのミサに参加した人と、時々思い出して言うことは、その時の感動です。まず、青年たちが準備していたミサの冊子タイトルが「お家に帰ろう」でした。平賀司教様のミサでしたが、「みなさん、みなさんの家であるミサにお帰りなさい!」という呼びかけで始まった時には、感動が背筋をビビッと走りました。
そして、ミサの最後は「それではみなさん、それぞれの派遣される場所へ『行ってらっしゃい』!」で締めくくられていました。

本書を読んで、最初に感じたのは、この「あっちこっちミサ」の感動でした。
現代日本で、典礼学の第一人者である著者が、「主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である」というネヘミア預言者の言葉に生かされ、「ミサに行く」のではなく、「神の家族のミサに帰ろう」という意識が大切なことです、と呼びかけておられます。

本書は、21世紀を生きていくうえで、ミサが私たちの「日々の生活の光であり、力」であることを私たちに再発見させることを目ざして、書かれました。

まず、第1章では、罪を犯しても決して見捨てることのない神の愛が、イエス・キリストをこの世に誕生させたことが、書かれています。

第2章では、ミサについて、契約のこと、食べることや飲むことについてなどが、具体的な例を挙げながら、やさしく語られています。

第3章では、ミサがイエスのご生涯とどれほど密接につながっているかが話されており、第4章では、「ミサ以外の時の聖体拝領と聖体に対する信心」と題して、種々の聖体の信心が取り上げられていますが、ミサから足が遠のきそうになった時のアドバイスも、役に立つことでしょう。

ミサを自分の生活の中心に置き、ミサを生きたいと願う信者のみなさんに必携の書といえるでしょう。

女子パウロ会 発行

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