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イエスの渇き ~小さきテレーズとマザー・テレサ~

『イエスの渇き』表紙

  • 著者:白浜満
  • 定価:本体1,000円+税
  • B6判 並製 110ページ
  • ISBNISBN978-4-7876-0642-4 C0016

日本で「小さき花のテレジア」としてしたしまれているこの聖人は、1873年に生まれ、1897年に24歳で、その短い生涯を閉じました。

一方、マザー・テレサとして、有名な彼女は、1910年に生まれ、1997年、87歳の生涯をインド・コルカタで閉じました。

1人はフランスのリジューで観想生活を送り、ごくわずかの人々にしか知られていなかった小さきテレーズと、インドのコルカタを中心に、世界中を活躍の舞台とし、人々のまっただ中で87歳まで生きたこの2人の共通点はなんだったのでしょうか。

それは「イエスの渇き」です。

これは、彼女たち2人のテレジアの「イエスへの渇き」ではなく、イエスが十字架上で「渇く」と叫ばれた、あの「イエスの渇き」を自分のことのように受け止めたことです。

約1世紀の違いで世を去った2人のテレジアは、こうしてみると、なんと多くの共通点が浮かび上がってくることでしょう。

目次をご覧になるとよくおわかりいただけると思いますが、第1章は小さきテレーズの生涯、第2章はマザー・テレサの生涯、というふうに、まず2人の聖人の紹介から始まっています。
第3章は井戸のほとりで、イエスと出会ったサマリア人の女性のエピソードを取り上げながら、2人のテレジアのイエスへの深い愛について述べています。
第4章は、善きサマリア人の例えを引いてきながら、神の慈しみを悟った2人の聖女が、どのように生きたかを説明しています。

全体を通して、静かな祈りに招かれる本であると同時に、「イエスの渇き」を自分のことにように感じ、生き抜いた2人の聖女が、私たち読者に紹介してくれるイエスと出会う本でもあります。

女子パウロ会 発行

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