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新刊のご案内
えっ 7人の子ども?
- 著者:糸井佐知子
- 定価:本体1,600円+税
- 四六判 上製 216ページ
- ISBN978-4-7896-0645-5 C0037
糸井家には、7人の子どもがいます。それを聞いて、たいていの人は「えっ、子どもさんが7人?」と驚く方がほとんどです。それほど、少子化が進んでいるということでしょうか。
小児科医の夫とともに、24歳をかしらに、5歳の末っ子まで、2男5女7人の子どもをもった一人の主婦の子育ての、いろいろなシーンをドキュメンタリー・タッチで書かれたもの。
出合った困難もかずかずあったでしょうが、いつも前向きに考え、ユーモアで乗り越える姿勢に、心がなごみます。
子どもが7人いたために、上の子、また手の空いている子が下の子の世話をする、ということが自然に身についた子どもたち。
子どもが7人いたために、お母さんが一人ひとりの勉強を見てあげることができず、学校から帰ってくると、食卓のテーブルが勉強の場となり、分からないことはお互いに教え合う子どもたち。
オープンで、のびのび育っていく子どもの姿が描かれています。
小見出しごとに、子育てのいろいろな場面で、子どもたちから教わったこと、得たインスピレーションなどが短くまとめられており、現在子育て真っ最中の方々に、育児のヒントを提供しています。
神経質にならずに、おおらかに子どもを見つめていく姿勢の大切さに気づくことでしょう。
現在子育て中の方だけではなく、幼稚園、保育園で子どもと接しておられる先生方、結婚を考えておられる若い人々に、ぜひ読んでいただきたい本です。
女子パウロ会 発行