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3びきめのひつじ~クリスマス伝説~

『3びきめのひつじ~クリスマス伝説~』表紙

  • 再話:ひろのみずえ
  • 絵:広野多珂子
  • 定価:本体1,200円+税
  • B5変型(天地 25.0cm×左右 22.0cm) 上製 24ページ
  • ISBN978-4-7896-0679-0 Cコード:C8798

今年2冊めの新作クリスマス絵本は、木のおもちゃで有名なヨーロッパ・アルプスに伝わる美しいお話です。

木彫りの名人ドリッテは、村で一番の職人です。ある日、仕事場に入ったドリッテは、一人の男の子を見つけました。男の子は、イエスさまが生まれたところを彫った馬小屋のまえで、遊んでいました。

『3びきめのひつじ』中ページ

男の子は手に木彫りのひつじを持って、言いました。
 「おじさん、これぼくにちょうだい。ぼく、ひとつもおもちゃを持っていないんだ」。

かわいそうに思ったドリッテは、「よし、ぼうやには、頭の動くひつじを彫ってあげよう。明日取りににおいで」と約束をしました。

それから何日か過ぎましたが、男の子は姿を現しません。代わりに、村の子どもたちがやって来て、おもちゃのひつじを欲しがりました。ドリッテからおもちゃをもらった子どもたちは、大喜び! しかし、あの男の子のためにまた別のひつじを彫らなければなりません。

『3びきめのひつじ』中ページ

さて、男の子はドリッテのもとにやって来るのでしょうか?

人を喜ばせることは神さまを喜ばせること・・・というメッセージが込められています。子どもたちへの読み聞かせにぴったりのクリスマス絵本です。

女子パウロ会 発行

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