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新刊のご案内
求道者とともに歩む信仰の道~求道者養成の手引きとなる『キリスト教入信式』儀式書の解説~
- 編者:横浜教区典礼委員会
- 定価:本体1,000円+税
- B6判 並製 112ページ
- ISBN978-4-7896-0688-2 C0016
現代のカトリック教会の歩みは、第2バチカン公会議によって示された方針によって歩んでいます。特に、典礼に関しては、めざましい発展があり、大きな変化がありました。
その中の1つが、本書が述べている「成人のキリスト教入信式」です。
キリスト教への入信を希望している成人は、信者の共同体の中で進められる3つの段階を踏んで、洗礼へと導かれ、教会共同体に招き入れられるということが勧められ、現在、このように行われている教会は多いのではないでしょうか。
教皇庁から出された『成人のキリスト教入信式』の儀式書は、単に、この儀式をどのように行うかの手順について書かれているだけではなく、内容が豊かであり、その解説書があればいいのに、という声がいろいろな教会から出されていました。
4期に分けられた養成期間を、充実して過ごすことにより、復活徹夜祭の洗礼・堅信・聖体の秘跡を受ける恵みの意味を、求道者だけでなく、この人々を受け入れる教会共同体もともに、神のいのちをより豊かに生きることができるように導かれます。
本書によって、各段階で授けられる「しるし」の一つひとつの意味が、求道者の方によくわかることでしょう。
横浜教区典礼委員会は、約2年前からこの研究に取りかかり、本書が完成しました。
本書は、特に、求道者の養成にかかわる司祭、要理教師、典礼委員を対象としていますが、その他、代父母など、多くの方々にぜひ読んで役立てていただきたいと希望しています。
女子パウロ会 発行