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テレーズを愛した人びと

『テレーズを愛した人びと』表紙

  • 著者:伊従信子
  • 定価:本体1,400円+税
  • B6判 並製 214ページ
  • ISBN978-4-7896-0686-8 C0016



「小さき花の聖女」「小さきバラの花」「幼き聖テレジア」などなど、幼きイエスの聖テレジアを人びとが呼ぶ名前は、いろいろです。日本人女性が洗礼を受ける時につける洗礼名として、「聖テレジア」の名前を持っている人は非常に多いと言われています。それほど、彼女は多くの人に愛されているのです。

テレーズが愛した人びと、テレーズを愛した多くの人びとの中から、著者は、とくに11人を取り上げ、本書で紹介しています。
 特に、テレーズを愛した人びとの心の奥深くにあるともしびに、神の愛を点火したテレーズの霊性に触れながら、その人びとと聖テレーズとのかかわりを魅力的に紹介しています。

カルメルの霊性に生き、黙想指導やカルメルの霊性関係の翻訳で活躍する著者が、本書で取り上げている人びとはどの人も、ユニークであり、真にテレーズを生きた人として、読者を魅了することでしょう。

まず、最初に、テレーズをあまり知らない読者にもわかりやすく、24歳でこの世を去った短いけれどもすばらしい彼女の生涯を取り上げ、次いで、テレーズが愛した人びととして、聖母マリア、十字架の聖ヨハネ、聖パウロの3人が取り上げられています。

そして、テレーズが愛した人びととして書かれているのは、8人ですが、そのうちの3人は、日本人です。その3人とは、三木露風、宮澤賢治、正田昭です。彼らがいかに、テレーズを生きていたのでしょうか。ぜひ、本書をご覧ください。

女子パウロ会 発行

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