home > シスターのお薦め > 新刊のご案内 > 液晶画面に吸いこまれる子どもたち ネット社会の子育て
新刊のご案内
液晶画面に吸いこまれる子どもたち ネット社会の子育て
- 共著者:下田博次・下田真理子
- 定価:本体1,200円+税
- B6判 並製 151ページ
- ISBN978-4-7896-0726-1 C0037
ネット社会が謳歌されている反面、これはインターネットやスマホの影響ではないか、と思われる事件も相次いで報道されています。しかし、ネット謳歌のかげりさえ見せない日本で、やっと、本書のような警鐘を鳴らす本が出版されたことは、大変喜ばしいことです。
サブタイトルに「ネット社会の子育て」とあるように、パソコン、ケータイ、スマートフォンなどの情報機器への接し方を赤ちゃんのときから、教えていかなければならないことが説かれています。思春期からでは遅すぎるのです。
本書は、ただ、いけない、危ないと叫ぶだけの本ではなく、どのようにすればよいかを、具体的に教えています。
本書の強みは、著者のご夫婦がともに、メディア教育の専門家であり、そのメディア教育の指導者でもあるということです。
神の恵みとして与えられたメディアをよく使うことは、人間に与えられた使命です。危険だから使わない、という生き方ではなく、子どもの発達段階にあわせた、かしこい利用者になるために、大人である私たち一人ひとりが、知っていなければなりません。
「見る・聞く・嗅ぐ、触る、味わう」という感覚をよく育てましょう。
本書をすべての人に、ぜひ読んでいただきたいと思います。お母さんや学校の先生方だけでなく、すべての人に。