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新刊のご案内
シスターたち～その歴史と今と未来に向かって～
- 編著：林 義子
- 定価：本体1,200円＋税
- 文庫判 並製 366ページ
- ISBN978-4-7896-0750-6 C0116
今年は「奉献生活の年」ですが、教会の中でも、あまりその話題が公には取り上げられていないのでしょうか。あまり聞こえてきません。そこで今回は､読者の皆さまに思い出していただきたいと思い、本書を取りあげました。
現在、日本には約6000人のシスターたちがいます。日本の全人口から比べると､砂粒のような存在かもしれませんが、神に身をささげ、人々への奉仕のためにその一生をささげているシスターの存在は、現代日本の社会にとって、大きい存在だと言えるのではないでしょうか。
本書は大きく2部に分かれています。
前半分の第一部は「修道生活について」です。
第1部は9章に分けられており、修道生活とはどういう生活なのかとか、どうしてシスターになったのかとか、修道生活の歴史、シスターが受ける養成・シスターたちが神様とかわす誓願の意味・働き・共同体生活などについて書かれています。
つまり、シスターについて知りたいと思っている、そのほとんどが分かるように解説されているのです。
そして、第2部は「日本の女子修道会・在俗会の紹介」となっています。日本にあるすべての修道会・在俗会が、50音順に見開きのページの上に紹介されています。各会は、「創立の由来・使命と目的」と「おもな使徒職」の項目で紹介されているので、どういう精神でその会のシスターたちが生きておられるのかを知ることができます。私の卒業した学校の修道会は？ とか、関心のある修道会を知ることができるようになっています。
ぜひ、「奉献生活の年」にお読みください。