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新刊のご案内
う~こんどのと歩く 高山右近ガイドブック
- 監修:五野井 隆史
- ブックデザイン:佐藤 克裕
- 定価:本体926円+税
- A5変形判 並製 104ページ
- ISBN978-4-7896-0771-1 C0023
高山右近の列福が正式にバチカンによって認められたのは、今年の1月22日のことでした。
その発表がされてから、まだ1ヶ月もたっていませんが、カトリック新聞にも、カトリック系雑誌にも、高山右近のことについて書かれていないことはないほどです。
それほど、待ちに待たれていた朗報だったのです。
非常にタイムリーに出された本書は、これ1冊をポケットやバッグに忍ばせておけば、高山右近についてのことは、まずすべてOKと言えるようにできています。便利な本です。
列福式がいつ、どこで行われるかは、まだ決まっていませんが、今年、どこかへ旅行に行く予定をたてたときは、このガイドブックを開き、右近ゆかりの地が近くにあれば、ぜひ、訪問してください。
大阪府、奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、香川県、石川県、富山県、福岡県、佐賀県、熊本県、長崎県、フィリピンの64箇所の地図と写真、説明がほどこされています。
このガイドブックが貴重なのは、それだけではなく、最初に「高山右近に見る“殉教”」と題して、溝部脩司教様の文章が、後には、五野井隆史先生の書かれた「高山右近の生涯」が載せられています。
信長、秀吉、家康の時代に生きた右近は、残されている当時の手紙や文書の中に、彼の人柄について、悪く書いている人は一人もいないそうです。それほど立派な人だったのですね。
さらに付録のように、「高山右近をめぐる人々」と「高山右近の年表」があります。
ページをめくりながらの高山右近の史跡をめぐる旅に、ゆるきゃら「う~こんどの」が同伴してくれます。かわいい「う~こんどの」と一緒に旅をしましょう。