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新刊のご案内
キリスト者必読 生涯学習のためのキリスト論
- 著者:百瀬 文晃
- 定価:本体1,350円+税
- 四六判 並製 216ページ
- ISBN978-4-7896-0825-8 C0016
本書の著者は、イエズス会の司祭で、長年、上智大学神学部で教えておられましたが、2007年から広島教区内の小教区で、宣教司牧活動を生き生きとなさっておられる神父様です。
本書は、著者が「信徒養成講座」や「カテキスタ養成講座」などを指導なさる中から生まれたものです。
「キリスト論」と聞くと、難しい神学論と勘違いされそうですが、ページを開いてみると、そうではないことがすぐわかるでしょう。
1章は、「洗礼者ヨハネによる洗礼」で、その章が「史実のイエスの研究とわたしたちの信仰」「イエスの登場と歴史的背景」「洗礼者ヨハネの果たした役割」「イエスが受けた洗礼」と、分かれており、その後ろに「暮らしの中で」というわたしたちとの関係を考えさせる項目が各章に付いています。
第1章のイエスの洗礼から、イエスのご昇天と聖霊降臨までが12章に分かれて、それぞれが、わかりやすい文章で、短くまとめられています。
この本を書店で見たある人が、「ああ、こんな本が欲しかった!」とおっしゃいました。その人は、新型コロナウイルスが拡がり、日曜日の教会でのミサはないし、勉強会もお休みだし、一人で勉強できる何かが欲しかったのだそうです。
「わたしにぴったり、いい本を見つけました」と言って、喜んで帰られました。
本書は、弟子たちがイエスに出会い、寝食を共にしながら、次第にイエスがどんな方かを知り、イエス・キリストを信じていった過程を通して、読者が歩んでいくように導かれています。ぜひ、お一人でも、また、グループとして、いろいろな勉強会でもご利用いただけると思います。
なお、本書の続編として、「キリスト者必読 生涯学習のための教会論」が近いうちに出版される予定です。これも、ぜひご覧ください。乞うご期待です。