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新刊のご案内
キリスト者必携 生涯学習のための 教会論
- 著者:百瀬 文晃
- 定価:本体1,350円+税
- 四六判 並製 212ページ
- ISBN978-4-7896-0830-5 Cコード:C0016
『キリスト教の輪郭』の著者として、多くのキリスト者から高く評価されている著者が、もっと詳しいキリスト論をという希望に応えた前著『生涯学習のための キリスト論』に引き続き、『キリスト教の輪郭』の中の「教会論」を要望に応えて著したものが本書です。
キリストは、そのご生涯を通して教えられたこと、行われたことの全てを12使徒に託し、12使徒を通して現在の教会に伝えられました。
キリストの教会が、どのように誕生し、歴史の中で発展していったのか。
今、教会に行きたい、信者になりたい人はどうすればいいのでしょうか。イエス・キリストの友となりたい人は、まず「洗礼」を受け、教会生活を始めます。
教会生活の中心になっているものは、ミサ・感謝の祭儀です。
このように、キリストが制定された7つの秘跡が順に、丁寧に語られています。
ただ、その秘跡の説明がなされているだけでなく、歴史的要素も含め、どのように発展してきたかについても述べられていますので、その点について疑問を抱えている人には、その疑問に答えることにもなるでしょう。
12章に分かれていますが、第9章は、教会の4つの特性、第10章は、教会外に救いはないのか、第11章には、世の終わりと教会、第12章は聖母マリアと聖徒の交わりとなっています。
どの章の終わりには「暮らしの中で」という、著者の体験からのヒントになるお話があるのも、生涯学習で学ぶために役立つものです。
「キリスト者必携」と著者がタイトルに付けた気持ちが、伝わってくる本です。きっと、信徒の皆様にお役に立つことでしょう。いかがですか、「我が家に1冊」をお勧めいたします。