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女子パウロ会ニュース
管区総会が開かれました
2025.01.14
1月8日から13日まで、乃木坂の本部修道院に21人のシスターが集まり、管区総会が開かれました。修道会では、6年に一度、国、または地域の責任者が世界中から集まって「総会」が開催されます。総会は、修道会のカリスマを深め、カリスマを時代に合わせていくために、修道会の歩みを振り返り、問題を取り上げて検討し、刷新を進め、これからの6年間の活動指針を決める場です。また総会では、総長や総顧問が選出されます。修道会にとってとても重要な会議なのです。
総会のロゴマーク
聖パウロ女子修道会では、今年が総会開催の年で、9月~10月にローマで開催されます。総会への準備として、各国では管区総会が開催されます。日本では、1月8日から13日まで、乃木坂の本部修道院に21名のシスターが集まって管区総会が開催されました。
管区総会開始のミサ
ミサの中でささげられた会憲、総会の冊子、総会のロゴマーク、世界平和を求める折り鶴
管区総会では、過ぎた6年の歩みを振り返り刷新し、現状を調べ、総会への報告や提案を準備します。また、総会に送る代表委員を選出します。
会議
お話される西村桃子氏
西村氏の講話を聞く参加者
総会に提出するための課題では、シノドスで推奨されている「霊における会話」で分かち合いを行い、ワーキングテーブルで課題をまとめていきました。祈りの一日のために、シノドスで議長代理という大任を務められた西村桃子氏をお招きし、なぜいま教会は「霊における会話」を勧めているのかをテーマにお話を伺いました。西村氏は、カトリック宣教会「セルヴィ・エヴァンジェリー」の宣教師で、6年間アルゼンチンで宣教されていました。その時、教皇になる前のフランシスコ教皇であるホルヘ・マリオ・ベルゴリオ神父に出会っています。シノドスの裏話やフランシスコ教皇についてのエピソードもあり、和やかな雰囲気の中で教会の動きをお聞きしました。
ワーキングテーブル
終わりの祈り
管区総会は予定通りに終わり、無事に総会委員を選出することができました。総会には、日本管区の責任者である管区長と、管区総会での選挙で選出された1名のシスターが出席します。
西村桃子氏の、シノドスでの活躍については、日本代表としてシノドスに参加された、菊地功枢機卿のお話をお読みください。
→ 来るシノドスでの歴史的出来事について(カトリック東京大司教区サイト)