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女子パウロ会ニュース
信頼をもって聖母マリアにゆだね……Sr.三木
2010/01/09
創造性豊かな才能に恵まれたシスター三木が、1月7日(木)の夕方、天国に召されました。
1933年、福岡で生まれたSr.マリア・セバスティアナ三木節子は、受洗4年後の1955年4月9日、福岡で修道会に入会しました。東京で修練期を過ごし、1959年6月30日、初誓願を宣立しました。昨年6月、彼女は深い感謝のうちに誓願宣立50周年を祝いました。
お祝いをした仲間のシスターと(Sr.三木は右端) | 祝賀会で |
シスター三木は、創造性豊かな賜物に恵まれ、早くからこの才能を使徒職に活かしました。若いときからラジオ番組に携わり、絵画、特に児童書のグラフィックを専門に働きました。長年にわたって児童書に挿絵を描くだけでなく、児童書の著作も手がけました。要理雑誌の編集、児童のためのビデオ制作にも携わりました。彼女は特に、子どもの世界に強い関心をもっていました。
15年以上も前から彼女はミニメディアの部署の責任者として、みことばカードやシール、カレンダーなどの製作に当たってきました。彼女はこうした働きのすべてが福音宣教と人間の進歩の手段になり得ることを確信していました。女子パウロ会のホームページ“Laudate”の「教会カレンダー」には季節にあった挿絵を、「ラウダーテキッズ」のサイトには、「シスター三木の創作童話」に童話を提供していました。
聖堂入り口に掲示された Sr.三木の油絵「向こう岸へ」 |
聖堂内に掲示されたカット の原画と思い出の写真 |
彼女は使徒の女王であるマリアを慕い、子どものような単純な信頼の心を寄せていました。毎朝ミサに行く前に、ルルドのマリアの前で信頼をもって祈っていました。
Sr.三木が、聖母マリアに支えられ、かげることのない神の光に導びかれますように。