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“大きな喜び” おめでとう! 誓願50周年、25周年の姉妹たち

2011/07/01


聖パウロの祝日である6月30日(木)に、修道誓願宣立50周年と25周年の姉妹たちの、感謝のミサが行われました。

50周年の金祝を迎えたのは、
   Sr.Maria Aurelia 胡元稚笑子    Sr.Maria Celeste 長濵明子
   Sr.Maria Alma 西川茂乃       Sr.Maria Fides 岡田春美
   Sr.Maria Leonia 進藤ツネ子     Sr.Maria Graziana 渡辺弘子
   Sr.Anastasia柳澤チヱ
25周年の銀祝を迎えたのは、Sr.Maria Francisca 松岡陽子 です。

司式してくださったのは、東京大司教区の岡田大司教、イエズス会のドイル神父、聖パウロ修道会の山内神父、鈴木神父、百村神父、戸村神父でした。親族、知人・友人、パウロ家族の聖パウロ修道会のブラザーたち、師イエズス修道女会のシスターたち、マリア・アヌンチアティーネのメンバー、多くのお客様を迎えて感謝のミサをささげました。

司祭たち
司式する司祭団

岡田大司教
説教する岡田大司教

誓願更新
誓願文を唱えて誓願を更新する

記念写真
記念写真


岡田大司教は説教で次のようにお話くださいました。

50年前は1961年、第2バチカン公会議が始まる前の年だ。自分は、高校生だった。(会場、笑い)高度経済成長期が始まろうとしていたときだ。その後、1990年ごろ、バブル崩壊がおき、そのあたりから、年間3万人という自死者が出るようになり、今に続いている。昨年、韓国を訪問したが、韓国も同じで、自死者が多い。生きにくい社会となっている。「無縁者会」と言われる。血縁、地縁、社縁という3つの縁が弱くなっている。

3.11に未曾有の災害が発生した。聖金曜日に、教皇は千葉に住む7歳の女の子の質問に答えた。「なぜ、日本の子どもたちはこんなひどい目にあわなくてはいけないのか。あなたは神さまの近きにいるのだから、神さまに聞いて」「神さまは、いつもあなたがたと共にいる。どんなことにも応えようとしている。これからも神さまと共に歩んで」と教皇は応えた。この7歳の女の子の質問は根源的な問いかけである。

「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。」(ヨハネ15.16)

大きな家族を作ることが、みなさまの使命だ。神が愛であることを、毎日の生活の中で伝えていかなくてはならない。わたしたちはこの問いかけに生涯かけて応えていかなくてはならない。イエス・キリストの復活を示し、新しい天と地を指し示す。みなさまの生活で、日本の人々の、希望のしるしとなってほしい。

50年の歴史を振り返り、修道生活の真髄を示し、励ましてくださいました。

ミサの後、それぞれいらしてくださったお客様と記念撮影。お祝いの食事をいただきました。

司祭たち
食堂に飾られたパネル

岡田大司教
花束を受けたシスターたち

誓願更新
あいさつをする25周年を迎えたSr.松岡

記念写真
歌のプレゼント 聖パウロ修道会の司祭・ブラザーたち

誓願更新
歌のプレゼント 師イエズス修道女会のシスターたち

記念写真
赤毛のヴィヴァルディの指揮による四季「春」の演奏
ネコの着ぐるみは女子パウロ会のシスターたち

50周年を祝う姉妹たちは、70代後半から、80代にさしかかる年齢です。司教さまがおっしゃったように、神さまの愛を人々に伝えるために、これからも体に気をつけて、聖別奉献の道を歩んでゆかれますように。


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