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教皇訪日メディア連絡会&プレスセンターに参加!

2019.12.06


待ちに待った教皇フランシスコの来日。短い4日間ですが、長崎、広島、東京で、大切なメッセージを日本や世界に向けて発信し、また日本の信徒に喜びを与えてくださいました。貴重な日々でした。

教皇訪日
東京ドーム


日本の司教たちは、教皇フランシスコをお迎えするために、さまざまな分野を担当して準備してきました。メディア部門を担当したのは、大阪の酒井補佐司教です。酒井司教のもと、教皇訪日メディア連絡会が立ち上がりました。東京教区の門間神父が実務のリーダーとなり、カトリック中央協議会と電通が中心になって、教皇とともにやってくる随行記者団(バンプ)、また取材を希望する国内外のマスコミ各社、訪日の出来事を記録するための公式カメラマン・記者たちのために、さまざまな準備をしました。サンパウロ、ドン・ボスコ社とともに、わたしたち女子パウロ会もこの準備に協力しました。

10月から毎木曜日、教皇訪日メディア連絡会のメンバーたちは集まりました。中でも大変だったのは、「報道資料」の作成でした。教皇訪日の意図・経緯、日本のカトリック教会の歴史と現状、用語説明など、マスコミから受けるであろう質問を予想して、まず日本語を準備し、並行して英訳を準備していきました。教皇来日の当日まで、調整が行われました。

カトリック教会についての説明のために司祭や神学者、専門家の協力をいただき、また、英訳のためにも多くの人がたずさわりました。教皇来日期間中は、東京、長崎、広島の訪問地にプレスセンターが開設されますが、10月の終わりには、長崎、広島の関係者や公式カメラマンが一堂に集まり連絡を取り合いました。

教皇訪日
一堂に集まった関係者


St.Paul KOBE
一堂に集まった関係者


来日の間、芝の東京プリンスホテルのガーデンアイランドに、プレスセンターが開設されました。プレスセンターの大切な役目は、随行記者団や取材マスコミに記事を書く場を用意すること、また、集いやミサで読まれる教皇メッセージを配布することです。彼らの注文に応えることも大切な役目です。

わたしたちも毎日プレスセンターに通い、資料の準備などを手伝いました。

酒井司教と門間神父は、教皇とともに、長崎・広島・東京を移動しました。無事に4日間が終わりホッとしました。さらに、教皇を迎える人びとの熱狂と喜びが伝わってきました。東京ドームに集まった5万人の怒濤のような声と会場いっぱいに振られた旗には驚きました。マスコミも、激しい雨の中をひとりでタラップを降りた高齢の教皇の姿、各会場で語られた日本社会へのメッセージを、しっかりと受けとめて日本の人びとに伝えてくれました。

教皇訪日
プレスセンター スタッフたち


St.Paul KOBE
プレスセンター 羽田に到着した教皇を映すモニター


St.Paul KOBE
プレスセンター 随行記者団たち


教皇訪日
プレスセンター 記事を書く記者たち


St.Paul KOBE
プレスセンター 公式カメラマンの撮った画像を見る


教皇訪日
東京ドーム


St.Paul KOBE
東京ドーム 随行記者たち


教皇訪日
東京ドームの様子をカメラの前で報告する記者


St.Paul KOBE
プレスセンター 教皇の離陸を映し出すモニター


教皇訪日
プレスセンター 電通スタッフとともに


教皇のメッセージをしっかりと深め、行動に移していかなくてはいけません。


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