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女子パウロ会ニュース
ライブ配信のミサにあずかる
2020.03.01
東京大司教区では、新型コロナウィルスによる感染症拡大を防ぐため、カトリック教会でも、不特定多数が集まる地域の教会でおこなわれるミサが、2月27日から3月14日まで原則として中止となりました。修道院でも、毎日おこなわれていたミサがなくなり、週2日、集会祭儀をおこなうことにしました。
主日のミサはどうしよう、四旬節でもあるし……と思っていたら、四旬節第1主日にあたる3月1日のミサが、インターネット配信されることになったというお知らせを受けました。菊地大司教は、この中継のミサにあずかって霊的聖体拝領をするようにと勧めておられます。
10:00、時間通りに東京カテドラル聖マリア大聖堂からのミサの中継が始まりました。映し出された聖堂は、あれ、大聖堂ではなく、地下聖堂のようです。シスターたちが数名参加していました。
ミサのライブ中継を見るわたしたちは、本来ならば聖堂でミサにあずかりたいところですが、窓があり明るくてプロジェクターで見ることができないので、暗幕のあるとなりのホールに集まりました。
入祭の歌で始まり、集会祈願が唱えられると、集まったシスターたちも集中してミサにあずかっていることが伝わってきました。朗読に続く菊地大司教の説教の中で、今回の「ミサ中止」という経緯にいたったことや、ミサ・聖体拝領の意味が語られました。こういうつらいことがあるけれど、毎日の生活とミサについて、考えるときをいただいているように思います。
実際のミサにあずかるよりも、緊張してライブ配信を過ごしました。実際に聖体拝領はできなかったけれど、濃密なときを過ごし、ミサが終わった後は「よいミサだったね」とか「菊地司教さま、力強かったね」など、ことばが出てきました。
四旬節第2主日のミサ配信も、楽しみです。