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女子パウロ会ニュース
イタリアで生涯を終えたSr.竹内
2020.10.11
長いことローマの聖パウロ女子修道会に所属し、使徒職を果たしてきたSr.マリア・ファティマ竹内街子が、10月8日の夜、亡くなりました。
Sr.竹内は、1949年、20歳のときに洗礼を受け、1951年福岡支部に入会しました。志願期、修練期を過ごし、1954年6月30日に、初誓願を宣立しました。大阪、名古屋、仙台で家庭宣教をし、1959年に終生誓願を宣立し、長崎に派遣されました。
1961年、イタリア語を学ぶためにローマに派遣され、一度東京に戻りましたが、再度イタリアへ。バチカンで、ラジオ・バチカン放送局、聖職者聖省で30年間働きました。その間、1970年からは、バチカン資料の学校に通って、実践神学と教会方を学びました。
1999年からは、アルバーノに移り、使徒の女王病院で外来と管理の仕事を手伝いました。飾り付けが得意で、芸術的センスを発揮しました。
2007年ローマで
2013年に訪問したときに
2019年に訪問したときに
共同体に飾られたSr.竹内の作品
5年前から、体力が衰え、病気の姉妹たちの病棟に移りました。自分の走るべき「道」の終わりに近づいたことを自覚したSr.竹内は、「ありがとう」「ありがとう」の感謝の言葉ばかりでした。
日本にいるとき、召命のために、よく働いたSr.竹内が、新しい召命のため天国でも働いてくださいますように。