教会をたずねて
カトリック碑文谷教会 [サレジオ教会](東京教区)
教会堂名:江戸のサンタマリア- 主日のミサ:7:00、9:00(は日曜学校がある時のみ)
10:30、18:00
- 〒152-0003 東京都目黒区碑文谷1-26-24
- TEL:03-3713-7624 FAX:03-3713-7513
歴史と聖堂内部
1947(昭和22)年に、現在の碑文谷教会のある土地をサレジオ会が買い、翌年の1948(昭和23)年に木造二階建ての家が建てられました。一階は聖堂と食堂および応接間、二階がサレジオ会の司祭たちのための住居でした。
最初にこの建物の住人となったのは、ルイジ・ダルフィオール神父でした。彼はまだガスの引かれていない中、ハンモック生活を開始しました。
この碑文谷における最初のミサは、ダルフィオール神父がささげた1948年9月5日の主日のミサでした。
翌年2月には講堂が建築され、5月29日にはチマッチ神父の司式によりミサがささげられ、子どもたちを中心に1300人もの人たちが参加しました。
この講堂の建設と平行して幼稚園の開設が準備され、ダルフィオール神父が初代園長となり、同年5月9日には70人の園児が入園しました。
また、広い敷地を子どもたちに開放し、サッカーなどで自由に遊ばせました。1950年7月には、サレジオ野球チームが目黒代表として東京大会に出場しました。
サレジオ教会と呼ばれ、多くの人々に親しまれている現聖堂の建築が始まったのは、1952(昭和27)年12月8日です。
この聖堂は、総建坪317坪、間口16メートル、奥行47メートル、鐘楼の高さ36メートルあまりという国内では大規模なものの一つでした。
1954(昭和29)年5月22日に献堂式が行われ、この新聖堂は「江戸のサンタマリア」に奉献されました。
この江戸のサンタマリア教会は、1967(昭和42)年に目黒教会から独立し、小教区・碑文谷教会として再発足しました。当時の信徒数は約600名でした。
1989(昭和64/平成1)年1月には、新司祭館が建築され、1999(平成11)年には、50周年を迎えました。