教会をたずねて
カトリック目黒教会(東京教区)
- 教会堂名:聖アンセルモ
- 主日のミサ:小聖堂-7:30、10:00
12:00(英)、17:00
土曜 小聖堂-17:00(インドネシア語)
土曜 17:00(タガログ語)
- 〒141-0021 東京都品川区上大崎4-6-22
- TEL:03-3491-5461 FAX:03-3491-6527
聖堂正面の十字架 |
祭壇 |
聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
天の元后なる聖母のイコン |
聖水入れ |
聖堂正面 |
小聖堂 |
十字架の道行 |
十字架の道行 |
洗礼盤 |
ステンドグラス |
聖堂入り口 |
パイプオルガン |
告解場 |
教会の門 |
聖堂横 聖母子像 |
CTIC 入り口 |
歴史と聖堂内部
1947(昭和22)年、ドイツのベネディクト会所属のヒルデブランド神父は、米国のミネソタ州に本部のあるカシノ派セント・ジョーンズ台修道院(St.John's Addey)の協力を得て、目黒に新しく修道院を発足させました。古い工場の2階が聖堂となりました。はじめてのミサに集まった信徒は、9人でした。これが、目黒教会のはじまりです。
戦後の荒廃の中、一握りの信徒たちが教会に集っていました。そこに心の拠り所を求めて人々が集まり、教会は急速にふくらんでいきました。また、米国から送られてきた衣類などで、バザーが行われ大きな成果を得ました。
1948(昭和23)年4月15日には、聖アンセルモ幼稚園が開園し、53名の園児たちが入園しました。
1956年5月3日、米国の信徒達の多大な支援もあり、現在の聖堂の落成式が行われました。さらに、1958(昭和33)年には、新しい修道院の建物が建築されました。
1980(昭和55)年、2人の外国人信徒からの願いで、主日の英語ミサがささげられるようになりました。最初は毎月1回、次いで毎日曜に行われるようになりました。1982年には7~8人ほどの参加者に過ぎませんでしたが、ほどなく300人を超えるようになっていきました。ミサ後には、「コーヒータイム」という懇親の場も、数年間にわたって続けられました。
1997年には、ケリー大修道院長を迎えて、目黒アンセルモ教会創立50周年の式典が行われました。
長い間ベネディクト会の司祭が司牧にあたってきましたが、1999年4月からは教区司祭が担当するようになりました。 聖アンセルモ幼稚園が閉園された後、交通の便がよく、施設も大きいことから、2000年4月にCTIC(カトリック東京国際センター)が、旧幼稚園の建物に開設されました。東京教区の活動の拠点としての役割が期待されています。
また、目蒲線日黒駅が近代化され、地下駅が造られ駅前の再開発が行われました。このため、今までは駅前にあった目黒学園カルチャースクールの一部が、駅に近いこの教会に入り、新たな人びとに開かれることとなりました。