教会をたずねて
カトリック幟町教会(広島教区)
- 教会堂名:被昇天の聖母
- 主日のミサ:7:30、9:30
14:30(英語)、18:00(第1日曜)
土曜 18:00
- 〒730-0016 広島市中区幟町4-42
- TEL:082-221-0621 FAX:082-221-8486
内陣 |
祭壇 |
正面十字架 |
小聖堂にある 聖櫃(せいひつ) |
朗読台 |
聖堂内のマリア像 |
脇祭壇と献堂の発案者 フーゴー・ラサール神父 のレリーフ |
説教壇 |
司教座 |
聖堂正面の 再臨のイエス |
ステンドグラス “ロザリオの祈り” |
十字架の道行 |
聖堂入り口の扉 |
聖水入れ |
パイプオルガン |
告解室 |
洗礼盤 |
聖堂正面の彫刻 “叙階の秘跡” |
聖堂前にある 教皇ヨハネ・パウロ2世の銅像 |
教会入り口にある パウロ書院 |
歴史と聖堂内部
カトリック幟町教会は、広島教区の司教座聖堂であるとともに、「世界平和記念聖堂」という名前を持つ、世界で最初に被爆した広島の地に平和のシンボルとして献堂された聖堂です。
1945年8月6日、原子爆弾の惨禍を身をもって体験した、当時の幟町教会主任司祭であったフーゴー・ラサール神父(イエズス会)は、原子爆弾の犠牲となられた人々の追憶と慰霊のため、また全世界の友情と平和のシンボルとしてこの聖堂の献堂を発案しました。
この計画は、当時の教皇ピオ12世によって祝福を受け、世界各国の平和を願う人びとの心を揺り動かし、多くの寄付により、1950年8月6日に着工され、1954年8月6日に完成、献堂されました。
1981年2月25日、広島を訪れた教皇ヨハネ・パウロ2世は、平和記念公園から全世界に向けて、平和アピールと祈りをささげました。
戦争は人間のしわざです。
戦争は人間の生命の破壊です。
戦争は死です。
聖堂前には、この言葉を記念し、いつまでの記憶するために、教皇の銅像が建てられています。