教会をたずねて
セー大聖堂 Catedral da Se(ブラジル・サンパウロ教区)
聖堂入り口扉の上にある 十字架のイエスの壁画 |
聖堂正面 |
聖堂右手の 聖パウロのモザイク壁画 |
モザイク壁画前の像 |
聖堂左手の聖母子 のモザイク壁画 |
モザイク壁画前 の天使像 |
アパレシータ の聖母マリア像 |
説教壇 |
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告解場 |
ステンドグラス |
ステンドグラス |
セー広場 |
セー広場 |
歴史と聖堂内部
セー大聖堂(Catedral da Se)は、“カテドラル・セー”とも呼ばれるサンパウロのカテドラル(司教座聖堂)です。
サンパウロは、ブラジルの全人口の8パーセントにあたる1500万人が住んでおり、セー大聖堂は南米で最大の都市にあるカテドラル・メトロポリターナです。それにふさわしく、この大聖堂の収容人数は8000人だそうです。セー大聖堂は、地下鉄セー広場駅を降りて、セー広場を抜けたところにあります。セー広場には、露店が開かれ、大道芸やたくさんの人びとでにぎわっています。
セー大聖堂は1913年から40年の歳月をかけて完成したゴシック式の聖堂で、現在も改修が行われてます。ドームの直径は27メートル、高さ65メートルもあり、聖堂内部には巨大な石造りの柱や、ブラジル史を描いたステンドグラスがほどこされています。
中央祭壇の横には、ブラジルで愛されているアパレシータ(ご出現)の聖母マリア像の祭壇があります。 また、地下の墓地には、歴代のサンパウロ司教をはじめチビリサー酋長など、ブラジルの歴史的な重要人物が葬られています。
大聖堂には、いつ訪れても多くの人びとが祈りをささげていて、ブラジルの人たちの深い信仰を感じました。